吉田歯科診療室|歯内治療 根管治療 自由診療

吉田歯科診療室 デンタルメンテナンスクリニック

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吉田歯科診療室の根管治療について

Information.png根管治療とは、歯の内部に侵入した感染源を取り除く事により細菌の影響で生じた歯の周りの炎症を抑え、再び使用可能な歯に再生する治療です。歯の内部の根管という神経血管が入っていたたいへん細い空洞が治療対象で、歯内治療とも言います。

根管治療が必要な歯には、既に根管内に細菌が侵入しています。この細菌は大きなむし歯になった時や、以前おこなった治療中に侵入し残存してしまったものです。細菌が停滞したままであればなんら悪影響はありませんが、活動し増殖した場合は毒素が歯の回りに染み出し、骨や歯肉に炎症を起こさせます。

残念ながら日本の健康保健で最も軽視され不採算なのがこの根管治療で、諸外国の治療と大きな差があります。このコーナーでは私達の根管治療の考え方をお伝えいたします。

1・自覚症状はありませんが、

根管治療の対症となる歯は、炎症があるのに異常に気がつかない事が普通です。これは体には免疫という防御機構があり、あなたの知らない所で細菌や毒素を片付けてくれているからです。例えば白血球は増殖する細菌を食べて数が増えるのを抑えてくれています。この状態を「慢性」といい、自覚症状はほとんどありません。

しかし炎症が進行していったりカゼや仕事で体力を消耗すると細菌の方が強くなり、痛みや腫れが急におきてきます。これを「急性」と言い、慢性はいつか急性になり治療を著しく難しくします。そのため自覚症状がない早い時期に確実な治療を行わなくてはなりません。

2・顕微鏡を用います

長期的に診ると、根管治療の成功率は決して高くありません。再治療になると、従来と同じ方法を用いても完治は難しいでしょう。そこで私達は顕微鏡を用いた精密治療LinkIconを行います。

従来の根管治療は見えない歯の中をレントゲンを参考に、勘に頼りながら行う手探り治療でした。顕微鏡を用いる事により歯の内部構造や感染源を直接見ながら治療ができるようになり、成功率が大幅にアップします。

アメリカでは根管治療を行う専門医の9割以上が顕微鏡を用いています。しかし日本では制度の問題もあり、この方法はほとんど普及していません。

3・レントゲンはデジタルです

診断にはレントゲン撮影が必要です。治療完了までに通常3枚、場合によってはそれ以上の枚数を必要とします。

当診療室では撮影にともなう放射線量を最小にすべく、デジタル方式による撮影を行っています。この方法により、従来のフィルム撮影の約1/10の放射線量で済ませることができます。また現像に要する待ち時間がないので、敏速な治療が可能になります。

4・CTを撮影する場合がございます

通常のレントゲンは二次元の平面の画像です。単純な形の歯ならともかく、奥歯のように複雑な形をした歯はそれだけでは診断がつかない事もあります。

CT(コンピューター断層撮影)はすべての治療に必要というわけではありませんが、これにより今まで見えなかった病巣や、解らなかった歯の形が鮮明に浮かび上がってきます。顕微鏡との併用により、根管治療の成功率アップに大きな貢献をいたします。

5・どうしても必要なラバーダム

治療中はラバーダムと呼ばれるゴムのシートを張った状態で行います。

これは治療中に唾液や血液・その他の感染性物質が入り込まないようにするために必要なものです。またラバーダムをすき間なく歯に張るために、事前にプラスチックで歯の形を修正しなくてはならない場合もあります。

ラバーダムを張るためには唇を引っぱったり歯茎を押さなくてはならなかったりします。最初は多少不快な思いをされるかもしれませんが、治療上必要な医療行為でありますので何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

6・レーザーなどの特殊器具を用います

治療には多くの特殊器具を用います。例えば消毒状態を確実にするために、私たちは半導体レーザーLinkIconエルビウムヤグレーザーLinkIconという2種類のレーザーを使い分けています。

また精密治療用の超音波切削機や形状記憶合金製の器具などを用い、従来法では不可能だった感染源へのアプローチを可能にしています。

7・細菌検査を行います

顕微鏡で治療をしていると言っても、細菌までは見えません。重度の感染が疑われる場合、私たちは嫌気培養という特殊な検査を行い、細菌が残存していないかを完成前に確認します。

この方法は従来大型の検査設備を必要とするため外注するものでしたが、私たちは診療室内に検査設備を有し、安価で敏速に検査結果をお届けできる体制を整えています。

8・お時間をご都合ください

根管治療はたいへん煩雑な行程を経て行われます。軽度な感染であっても通常1時間の治療が3回必要で、症状によっては10回以上かかることもあります。治療期間は個人差が大きいので、およその日程はスタッフまでお問い合わせください。

9・それでも治らない事もございます

根管治療は歯の中の感染源を除去し細菌の数を減らした結果、あなたの免疫力が勝った場合を成功とします。

私たちは必ず治る事を信じて治療を行いますが、残念ながら最新の医療技術にも限界はあり、複雑な歯の中を全てをきれいにする事はできません。つまりあらゆる努力にかかわらず治らない方もおられるという事です。特に感染源が歯の外に出てしまうほど進行してしまった場合、治癒は非常に難しい事が知られています。

根管治療で治癒しない場合は通常は抜歯となりますが、その前に歯根尖切除術LinkIconと再植術という2つの特殊な治療法が適用できるかもしれません。このような治療に移行する可能性もある事をご了解ください。

10・根管治療が完了したら

無事根管治療が完了したら、次は冠を被せたりして歯の形を復元する補綴(ほてつ)という治療に移行します。

治療後の歯には既に神経と血管がありませんから、水分の供給は無く枯れ木のような状態になっています。また感染源除去のため内部は大きく削られているため、残ったあなたの歯はたいへん薄く脆くなっています。そのため噛む力に耐えられるようなしっかりした補強と、無理な力が加わらないような噛合せのコントロールが必要になります。

これらをきちんと行わないと歯は割れてしまい、結局短期間で使えなくなってしまいます。根管治療後は、必ずきちんとした補綴治療を行う事をお奨めいたします。

このコーナーはただいま製作中です。今後以上の記事に写真や動画を追加して行く予定です。