予後を快適に過ごす・3
治療や健診に顕微鏡を応用
歯科治療を根本的に変えてしまうような治療が登場しました。今後間違いなく普及していくでしょう。それは顕微鏡を用いた治療
です。
物を拡大して見られる顕微鏡を歯科治療に用いれば、肉眼ではわからず放置されていた小さな虫歯や歯石の取り残しも一目瞭然、手に取るようにわかります。
噛み合わせの調整も肉眼ではかなり大雑把にならざるをえませんでしたが、拡大してピンポイントでできるようになりました。
顕微鏡にはビデオカメラが付いていて、モニターに画像を映して観られるようになっています。メガネ型のディスプレイという面白いものがあるのですが、これを患者さんに装着していただくと、診査中の映像をリアルタイムでご覧いただけます。
たとえば「ここに磨き残しがありますね」「ハギシリで削れてしまった跡がありますね」など口で言ってもわからないことが、具体的な映像としてその場で確認できます。デジタルカメラに撮ってお見せするより数段わかりやすく、印象深いものです。
顕微鏡は普通の歯科治療からインプラント治療まで、すべての精度を大幅にアップさせます。定期健診でこのようにいっしょに診られるのは、とても素晴らしいことですね。
一人でも多くの方がこのようなシステムで自分を知ることができれば、口の中の病気で苦しむ人はかなり少なくなると思います。

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